(1)合格できた要因
ネットスクール様の日商簿記1級用のテキスト、問題集を何度も反復しました。
私の場合、「分からない部分が1ページごとに出てくる」状態でした。
お恥ずかしい話、勉強を開始した最初は「株式って何?配賦って何?」というレベルです。
不明なポイントは先生のオンライン講義をオンデマンドで何度も確認しましたし、「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」ということで、学び舎でどんな簡単なことでも質問させていただきました。またネットスクール様の日商簿記2級用のテキストを参考書代わりに使っていました。かわいいイラストが散りばめられており、簿記の内容を噛み砕いてそれこそ中学生でもわかるように書かれております。勉強するハードルがグッと下がりました。
(2)受験勉強での苦労
①商会だと「連結」でしょうね。連結ってすごくバーチャルな話ですからピンとこないんです。「子会社株式の一部売却、追加取得にその他有価証券が絡むケース」もそう「評価差額の実現」もそう「持分法まで絡んでくるケース」もそう「連結上の退職給付会計の処理」もそう、「プラスアルファ税効果や未実現利益の消去まで出てくるケース」もそう、、、こういう難しいポイントが全部『よくばりセット』で出てくる問題もありました。特に「だれでも解ける」の『親会社から子会社に販売した商品の一部を広告宣伝費として消費する問題』。学び舎での生徒さんの質問もここに集中してましたし、森田先生の理論問題集でも特別にページが割かれておりました。泣くほど難しかったです。一つの問題に分からない箇所が20個(!)も出てくることもありました。解説を何度も何度も読んでも意味がサッパリわからない、、、でも、分からない箇所が20個あるなら、恥もプライドも捨てて、20個先生に聞けばいいだけ。20個すべて潰せば「100%理解できる問題」になる。自分で調べる努力も必要ですけど、日商簿記1級に合格するために、恥もプライドも捨てて中学生になった気持ちで沢山質問しました。
「難しいことを難しく伝える」のは簡単で誰にもできますが、「難しいことを誰にでも分かりやすく噛み砕いて伝える」のは非常に難しく、テクニックが必要です。
ネットスクールの先生方はとても難しいことを、とても分かりやすく伝えることができる技量をお持ちの、プロ中のプロばかりです。
②工原はぶっちきりで予算編成です。はっきり言って、「とおるトレーニング」「だれでも解ける」「講師が選んだ」「完全予想模試」、、、各問題集を何度もやりましたが、商会も工原もすべてひっくるめて「とおるトレーニング」の「予算編成2」が一番難しいです。この「予算編成2」の難易度は私の体感的に、完全予想模試の商会の「連結よくばりセット」の難易度を100だとしたら「500」ですね。何度もやったのですが、ページを読んで気分が悪くなるくらいトラウマになっていまいました、、、おそらく簿記1級で挫折した人って「工原の予算編成」で挫折した人だと思っているくらいです。でも「予算編成2」さえ慣れてしまえば、商会も工原も、オンライン講義や学び舎で先生の解説をきちんと聞けば、理解できるものばかり!「読書百遍、意おのずから通ず」といいます。同じ人間が書いたものですし、同じ人間が分からないはずはありません。どんなに理解力がなくとも、優秀なネットスクールの先生のわかりやすい解説を聞いて、100回読めばわかるものです。最初は一つの問題に「ハマって」しまい、6時間(!)かかることもありました。しかし何度も何度もチャレンジして、6時間、4時間、2時間と少なくなり、、、いつしか時間内に解けるようになりました!
(3)それぞれの学習環境に応じた勉強の工夫
私、現在独身で家庭もありませんから、また自宅にこもりっきりだと気分がふさがるので、たまに気分転換にカフェで勉強したりしました。1年半にわたる簿記1級の勉強期間、恥ずかしながら怠けて勉強しなかったことは数え切れないですが、その時は中村先生、藤本先生のオンライン講義をオンデマンドで視聴するようにしておりました。本番前は100均のタイマーを買って時間を測って、同じく100均でA4のルーズリーフまで用意して、本番さながらでやりました。また先生方も何度も言及されておりましたが、難しい問題って試験場の誰もがみんな困っているし、誰もが解けずに埋没する(傾斜配点で0点)になるのでこだわる必要はないですね。基礎を固めることに時間の労力のリソースを割くべきかなと。「みんなができている問題を自分も落とさず、しっかり拾えているか」が、簿記1級合格には重要なのかもです。
(4)WEB講座、テキスト等の教材についてのご感想(よかった点や役立ったことなど)
とおるテキストの桑原ふさみ先生のイラストはとても素敵で可愛くて勉強のモチベーションが上がりました。桑原知之先生の脳科学仕訳集はどこに行く時にも持っていき、ボロボロになるまで読み込みました。森田先生の理論問題集、平易な言葉にもわかりやすい注釈が書かれており、こんなに簿記1級受験生にわかりやすい神様のような本はないと思ったくらいです。
(5)講師、サポート、学び舎についてのご感想
1年半、簿記を教えてくださった中村先生、藤本先生、大久保先生、学び舎のNSサポーター様には、どんな感謝の言葉も足りません。1年半、学び舎で頓珍漢な質問をしている私を真摯に温かく応援しつづけてくださいました。心より、心より、御礼申し上げます。ネットスクールを選んだ私の「意思決定」に全く間違いはなかったです!!!
(6)ご家族やネットスクールの講師等に対するひと言
天国の母には合格を伝えました。また日商簿記1級は以前から切望していた他機関への転籍願いを通すために勉強しておりました。「日商簿記1級合格で人生を変えられる」とネットスクールの先生方から再三お伺いしております。勉強の最中、ネットスクールの先生方の言葉に間違いは一切なかったんです。先生方の言葉通り、今回の日商簿記1級の合格証書は「他機関への転籍願い」、私の人生、運命を切り開くための要石、「切り札」になってくれると信じております!!きっとなります!!ネットスクールを選んだ私の意思決定に寸分の間違いはなかったし、これまでの先生方の言葉に間違いなどなかったのだから!!
桑原知之先生の脳科学仕訳集。私、このページの余白を帳面にして「学び舎」で先生から教わったことを逐一メモしていきました。脳科学仕訳集はメモで真っ黒。でも「あるページ」だけは真っ白で綺麗なままなんです。このページだけは汚せない。このページだけは、、、
そのページはさながら聖域であるかのように私の中で守られてきました。
「過去は変えられる」というコラムのページ。私はこのページをコピーして「ネットスクールの桑原先生はとても素晴らしいことを言っておられる」と方方で言っています。私の人生訓にしてます!
(7)次又は今現在の資格取得についての合格への意気込みなど
今はTOEICの勉強をしております。でもまた会計の勉強のため、ネットスクール様にお世話になることがあるかもしれないです。その時はどうぞよろしくお願いします。ネットスクール様のおかげで簿記が大好きになりました!感謝してもしきれません。ありがとうございました!!