日本商工会議所が『サンプル問題』としてホームページに公開している簿記3級の問題を、ネットスクール簿記WEB講座の桑原先生が動画で解説致します。
本試験問題の難易度を確認するとともに、桑原先生による解答へのアプローチや効率的な解き方などの講義を見て、合格へのラストスパートにご活用下さい。
ネットスクールWEB講座 講師
第1問は、仕訳問題が15問(45点分)出題されますが、このうち13問、39点は確保したい問題です。解答時間は1問1分で、20分を目標にして進めていきましょう。
また、考えてわからなかった問題は白紙にしておくのではなく、その時点で正解と思われる解答を必ず書き込み、その問題に〇などの印をつけておきましょう。そうして時間があれば〇を目印に戻りますし、時間がなければそのまま提出してしまいましょう。
“白紙は悪”と認識しておきましょう。
(2024.12.12 更新)サンプル1 14の解答の貸方の記号(勘定科目)が抜けていたため、修正し、再掲いたしました。お詫び申し上げます。
それぞれのサンプル問題の問題用紙と答案用紙は、日本商工会議所ホームページに記載のPDFファイルをご覧ください。
第2問では、帳簿や総勘定元帳の記入に関する問題が出題され、配点は(1)で12点、(2)で8点、合計で20点となります。
商品有高帳などの時間がかかる問題もあれば、記号を選択するだけの短時間で答えられる問題もありますが、バリエーションも多く、下手に深追いすると時間が無くなるので、時間的には10分程度を使うこととして、第2問全体の半分“10点取れれば良し“として取り組みましょう。
それぞれのサンプル問題の問題用紙と答案用紙は、日本商工会議所ホームページに記載のPDFファイルをご覧ください。
それぞれのサンプル問題の問題用紙と答案用紙は、日本商工会議所ホームページに記載のPDFファイルをご覧ください。
第3問では、決算整理を行って決算整理後残高試算表や精算表を記入させたり、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)を作成させたりする問題が出題されますが、どれも「決算整理を行って作表する」という点では同じです。
時間的には25分程度を使い、できれば35点満点を狙い、悪くても1(箇所の)ミスまでに抑えましょう(純利益も累積失点するので30点ほどの得点になります)。
(2024.11.29 更新)サンプル3の解答の「当期純利益」の金額に誤りがあったため、修正し、再掲いたしました。お詫び申し上げます。
それぞれのサンプル問題の問題用紙と答案用紙は、日本商工会議所ホームページに記載のPDFファイルをご覧ください。
講師からのコメント
日本商工会議所が『サンプル問題』として公開してくれた問題は、すべて統一試験(紙による試験)で出題された問題たちです(毎回、受験しているのでわかります)。
したがって、これらの問題を解いておくことは過去問題を解くことに他なりません。周辺の内容まで含めて解説しておきましたので、解いた後に解説もぜひ聴いてみてください 。
みなさんの合格をお祈りしております。