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全経簿記能力検定

こんな人におススメ
  • 企業の経理・会計担当者
  • 個人事業主の方
  • コスト管理を求められる管理者
  • 就職をお考えの学生の方
  • 税理士試験への挑戦をお考えの方
資格のメリット・活かし方
  • 就転職に有利になる
  • 自社や取引先の財務諸表から長所や短所の分析、経営状態の把握ができる
  • 原価管理の基本的な考え方が身に付く
  • 税理士試験の受験資格が得られる(上級のみ)
受験資格
年齢、学歴、国籍など、一切制限はありません。
試験日(目安)
毎年5月、7月、11月、2月
※上級は7月、2月のみ実施
受験料
上級:7,800円(税込)
1級:商会・原工 各2,600円(税込)
2級商業簿記:2,200円(税込)
2級工業簿記:2,200円(税込)
3級:2,000円(税込)
基礎簿記会計:1,600円(税込)
試験科目
上級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算
1級:商業簿記・会計学、原価計算・工業簿記
2級:商業簿記、工業簿記
3級:商業簿記
基礎簿記会計:商業簿記

※1級については、商業簿記・会計学または原価計算・工業簿記の1科目だけ合格し、1年以内に残りの科目に合格した場合、1級合格証書の交付となる。
制限時間
上級:商業簿記・会計学90分、工業簿記・原価計算90分
1級商業簿記・会計学:90分
1級原価計算・工業簿記:90分
2級商業簿記:90分
2級工業簿記:90分
3級:90分
基礎簿記会計:90分
内容
  • 上級: 商業簿記 / 会計学(上場企業)
    上場企業の経理担当者ないし会計専門職ならびに将来,税理士・公認会計士を目指す者として,最新の会計諸基準を理解し,これに基づく財務諸表を作成できる。また,会計数値の意味を理解し,経営管理者として会計情報を利用できる。
    工業簿記 / 原価計算
    製造・販売過程に係る原価の理論を理解したうえで,経理担当者ないし公認会計士を含む会計専門職を目指す者として,原価に関わる簿記を行い,損益計算書と貸借対照表を作成できる。また,製造・販売過程の責任者ないし上級管理者として,意思決定ならびに業績評価のための会計を運用できる。
  • 1級: 商業簿記・会計学(大規模株式会社)
    会社法における大会社の経理・財務担当者ないし経営管理者として,「大陸法」を含む複式簿記の仕組みに精通し,広く商業を前提とし,主たる営業活動のみならず,他業種にも適用できる財務活動,余裕資金の運用活動などの全般的な管理のための帳簿が作成できるとともに記録内容を理解でき,税金の処理ならびに決算整理を行い,損益計算書,貸借対照表,株主資本等変動計算書を作成できる。連結財務諸表については,会計人として,初歩的知識を保有する。
    なお,小売・卸売業については,一部の特殊な商業慣行による商売の記録ないし把握にも対応できる能力も身につける。
    原価計算・工業簿記  (中小規模企業)
    製造業の経理担当者ないし管理者として,原価の意義や概念を理解したうえで,複式簿記に精通し,製造過程の帳簿を作成できるとともに,その内容を理解でき,製造原価報告書および製造業の損益計算書と貸借対照表を作成できる。また,作成した製造原価報告書と損益計算書を管理に利用できる能力を持つ。
  • 2級: 商業簿記(中規模株式会社)
    会社法による株式会社の仕組みの理解を前提として,中規模企業として位置付けられる株式会社の経理・財務担当者ないし経営者として,複式簿記の仕組みを理解し,小売・卸売業に止まらず他業種にも応用できる資本の調達・運用活動の管理のための帳簿を作成でき,その内容を理解できる。また,3級の営業費用に加え,収益費用勘定(名目勘定全般)の見越し繰延べを行う決算整理およびこれに伴う翌期の処理(再振替)ができ,これによる損益計算書と貸借対照表を作成できる。
    工業簿記(製造業簿記入門)  (工業簿記の基礎)
    製造業における簿記の学習の導入部と位置付け,現場の経理担当者として,工程管理のための実際原価に基づく基本的な帳簿を作成でき,また,これらを管理する能力を持つ。
  • 3級: 商業簿記(小規模株式会社)
    小規模企業として位置づけられる株式会社の経理担当者ないし管理者として,小売業や卸売業(商業)における管理のための基本的な帳簿を作成でき,かつ,照合機能を中心とした複式簿記の仕組みを理解し,家計と会社を分離する会計を認識し,会社の資産負債勘定(実体勘定)の基本的決算整理ならびに,営業費用の決算整理(簡単な見越し繰延べの処理)ができ,これによる損益計算書と貸借対照表を作成できる。商業つまり小売・卸売業の処理については,仕入活動と販売活動の側面を別個に把握する三分法による。なお,税抜き方式の消費税の処理も行える。
  • 基礎簿記会計: 基礎簿記会計(簿記会計学の基本的素養が必要な営利・非営利組織)
    簿記会計学の導入部と位置付け,会計に関わる者(経理事務担当者)として,組織管理のための基本的な帳簿を作成できる。さらに,複式簿記の原理と仕組みが理解でき,決算整理のない損益計算書と貸借対照表または会計報告書を作成できる。簿記の基本的仕組みが必要な組織とは,営利組織に止まらず広く,例えば,各種サークルや管理組合などの非営利組織をも指す。企業として取り上げる営利業種は,個人で経営する事業で,身近な(営業収益(給付)と営業費用(費消)が対応する)サービス産業全般(例えば,美容・理容業や小規模飲食業など)も対象とする。
合格基準
  • 各級とも1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。ただし、上級は、各科目の得点が40点以上で全4科目の合計得点が280点以上を合格とする。
合格率の目安
上級:おおむね15%程度
1級商会:おおむね20~50%程度
1級原工:おおむね50~70%程度
2級商簿:おおむね50~70%程度
2級工簿:おおむね60~80%程度
3級:おおむね50~70%程度
基礎簿記会計:おおむね70~90%程度
その他備考

※詳細は主催者である全国経理教育協会の簿記能力検定試験ホームページ【http://www.zenkei.or.jp/exam/bookkeeping】をご覧ください。

全経簿記の学習法


書籍で学習
モバイルスクールで学習(1~3級・基礎簿記会計)
WEB講座で学習(上級)

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